ルートチャクラ(第1チャクラ)は、この地球上で生きていくためには、とても重要なチャクラです。
チャクラの開き具合は、動物的的本能に従って生きていくのかどうかによって変わってきますが、生き方に沿わない開き具合をしてしまうと、心が傷つき、逆にこの地球に生きづらくなってしまいます。
今回は、第1チャクラが閉じている場合の開き方や活性化の方法、そして第1チャクラが開きすぎている場合の整え方を書いてみたいと思います。
「ルートチャクラ」と呼ばれる第1チャクラの意味とは
第1チャクラは「ルートチャクラ」と呼ばれ、生命誕生の根っことなるチャクラです。
ヨガなどで瞑想をする時にも意識をする場所であり、当スピリチュアルスクールの初級セミナーでおこなうエネルギーワークのグラウンディングをする際にも意識をするチャクラで、この地球に根ざして生きていくために非常に重要なチャクラなのです。
- 自分の生命やDNAを絶やすこと無く生き続けることを本能的にできている状態が、ルートチャクラが開いている状態
- 生きるための生命エネルギーを自分の中に自然に循環できていない状態が、ルートチャクラが閉じている状態
と言えるかもしれません。
ルートチャクラの場所とチャクラを触った感触
ルートチャクラの場所は、生殖器と肛門(こうもん)または尾てい骨(びていこつ)の間のあたりにあると言われています。
当スピリチュアルスクールのレイキセミナーでは、ルートチャクラのエネルギーを手のひらで触ってみることもやっているのですが、エネルギーとしてはモワッと広範囲で広がっていて、ゆっくり回っており、他のチャクラよりも温かみを感じます。
第1チャクラが閉じている状態とは
もちろん、第1チャクラのエネルギーの感触は人によって違います。
ルートチャクラが弱い人は、チャクラの範囲も狭く、温かみも薄いです。
チャクラが閉じているということは、生命に必要なエネルギーのインプットとアウトプットがきちんと出来ていない状態です。
このチャクラが閉じている場合、無意識レベルのどこかで生命に必要なエネルギーのアウトプットとインプットを
- やりたくない
- できない
と思っているのかもしれません。
活性化し開くようにするためには
無意識レベルのどこかで、そのような状態になっている場合、表層意識がルートチャクラが活性化することの喜びを感じることで、徐々に無意識レベルも変わって行きます。
例えば、
- 呼吸、息を吐くこと(アウトプット)と吸うこと(インプット)
- 体力を使うため(アウトプット)に飲食をしてエネルギー補給や水分補給(インプット)
- 動くため(アウトプット)に寝て充電(インプット)
- 生きるために必要なお金を使うこと(アウトプット)とお金を稼ぐこと(インプット)
- 不必要なものの断捨離(アウトプット)と必要なものの引き寄せ(インプット)
- 実現化するために情報を必要としている(アウトプット)から調べる(インプット)
- 可能な範囲で、自分のDNAを残そうとすること(アウトプット)と、最適な異性を求めること(インプット)
など、全てをやる事は難しい場合もありますが、生きるためにそれらをやることに対して喜びを感じていくと、だんだんとルートチャクラ活性化して開いてきます。
ルートチャクラが開く理由は、「生命エネルギーのインプットとアウトプットをする必要がある」と無意識レベルが思うからです。
第1チャクラが開きすぎている状態
特に、細胞レベル(無意識)で子供を残そうとしている時期の人は、ルートチャクラのエネルギー状態も非常に濃く広範囲に広がっており、温度感もとても熱つく感じます。
ですが、やはり度が過ぎると、あまり良くありません。
それは、過度な欲求となってしまうからです。
過度な欲求が自分の無意識レベルにあると、その欲求が満たせない欲求不満の状態が続き、この地球に生きるためのルートチャクラなのに、逆に生きるのに支障が出てきます。
欲求を満たせない事態によっては自分の心が傷ついてしまうこともあり、そうなるとハートチャクラにも異常が出てきます。
ハートチャクラにも関わってしまうと、欲求を満たすことで「心の中の不足していた部分を補えた」と錯覚し、さらに乾いた心を潤(うるお)そうとするようになります。
開きすぎている第1チャクラを整えるためには
ハートチャクラの記事でも書きましたが、チャクラは閉じている状態よりも、開きすぎている状態を整える方が難しいのです。
もし、上記のように、過度な欲求が無意識レベルの中に蓄積しまっている場合
- 無意識レベルの中にある過度な欲求を抱いている部分をヒーリング(癒す)
- 必要最低限のアウトプットとインプットで十分満たされているという事に日常的に気づく
という順序で対処していかなければいけません。
これ実は、①はアウトプットで、②はインプットなんですね。
①の癒し(ヒーリング)とは「これまで執着していたことを手放すこと」で無意識レベルの中にあるものをクリアリングすることであり、②は「今までは満たされていないと思っていたけど、本当はずっと満たされていたんだ」と気づくことで新しい概念(光の感覚)を表層意識が認識していくことなんです。
※①や②は中級セミナーでおこなっています↓
閉じているか、開きすぎているかは生き方によって異なる
オリンピックの選手村では、コンドームが配られているくらい性欲旺盛だということが言われています。
そして、明治の政治家や天下人などで有名な人は、一夫多妻は当たり前だったとも言われています。
ルートチャクラが開きすぎているか、閉じているのかは、その人の生き方によって異なるのかもしれません。
ですが、一番よろしく無いのは、ルートチャクラが閉じすぎていたり、開きすぎていたりすることで、生きづらくなってしまうことです。
その生き方に信念があり、この地球に生きやすくなるのであれば、それに合ったルートチャクラの状態になることがベストなのかもしれませんね。