お金には使う人のエネルギーが乗ります。
「稼げれば何でもいい」と思っていたあの頃は、コスパやリターンのことばかり考えながらお金を使っていました。
その頃の僕は、お金を本当に意味で活かすことが出来ていなかったかもしれません。
お金を稼いでどう使うのか?に心が垣間見える
僕は20代の頃、本当にお金がありませんでした。
お金が無いというよりも、借金がありました。
だからなのか、個人事業主である程度お金を稼げた後も、お金に対しての執着がありました。
どういった執着なのか?というと、常にコスパを考えてしかお金を使えなかったのです。
コスパを考えてしかお金が使えなかったあの頃
今考えると、あの頃のお金の感覚はひどいものでした。
ビジネスで稼げるようになったからなのか、いつもビジネスの感覚で物事を見ていたのです。
ここにお金を使って、自分にどれくらいリターンがあるか?
常に、こういうことを考えながらお金を使っていました。
そして、あまりリターンを感じられなかった場合、お金をドブに捨てたように感じてしまっていました。
もちろん、従業員のいる会社を経営している場合は、きちんと利益を上げないと従業員を食べさせていけないので、リターンを考える場面は多々あるのですが、個人事業主はあくまで個人です。
お店や人と会う時などにお金を使って、どれくらい自分が良い思いができるのか?という考えしかないのは、本当に心が育っていませんよね。
今考えると、かなり恥ずかしい人でした。
仲間のために自主的にお金を使い初めた時期
スピリチュアルの仕事をし始めて、出張に行くようになり、大阪、福岡、名古屋、東京の順にサロンを立ち上げました。
仲間たち(その頃はお客さん)が、ウェルシークラスで集まる時に快適に過ごせるように、机や椅子、天井のシーリングライト、ホワイトボード、ヒーリングを練習するためのベッドなど、備品を買い揃えました。
仲間全員である島にミッションをしに行く際に、お金が無くて旅費が出せなさそうな人に対しては、旅費の足らない分を出しました。
ここでは深く書けませんが、何人かの人には、要所要所で行動や金銭面で依怙贔屓(えこひいき)をしてきました。
これらはすべて「自分がそうしたい」と思ったからやったことで、誰かに何かの見返りを求めてやったことではありませんでした。
もしリターンを考えてしか行動できない心の状態だったら、こういった自主的なサポートは出来なかったと思います。
サポートのエネルギーが循環する場所
先日のブログにも書きましたが、お金はエネルギーです↓
今回、「自分がこうしたいからこうする」という自主的なサポートのエネルギーが乗った、見返りを求めないお金をたくさん受け取りました。
僕は今後、その人たちが危機的状況になった時には、僕にできることは何か?考え、行動に移したいと思っています。
こんなふうにサポートのエネルギーが循環する場所を、僕の無意識は作りたかったのかもしれません。
なので、今後もしっかり稼いでいかないといけませんね!
僕の光の無意識が「ここに使いたい!」と思うところに、しっかりお金を使かえるようにするために。