吃音症になってしまった原因や、吃音症の治し方は、人それぞれ違います。
当スピリチュアルスクールの受講生だった方も、吃音症が悩みでセミナーやウェルシークラスを受講されましたが、治るまでの道筋は僕とは違います。
今回の記事では、僕自身が吃音症になってしまったきっかけと、治っていく道筋をご紹介したいと思います。
自分を吃音症にした原因
吃音症とは、話す時にうまく口内や口周りの筋肉が動かず、テンポよく言葉が出なかったり、つまってしまい、なかなか言葉の発音のスタートがしづらい症状です。
実は、僕はこう見えて小学生の頃から30代前半くらいまで吃音症でした。
音楽をやっていて、歌を歌う時はスラスラ歌えるのに、ライブ中のMCの時は相変わらず吃ってしまい、「早く次の歌に行きたいよ~、喋るのがツラいよ~(泣)」と思いながらライブをやっていました^^;
滑舌も非常に悪く、人から聞き直されるのは当たり前。
大学生の時に「ほっともっと」というお弁当屋さんでバイトをしていたのですが、「ありがとうございましたー!」がきちんと言えず、「あでぃぐがとーごだいまったー」という発音になってしまうため、「あがとやしたー」という早口言葉で誤魔化していました。
その滑舌の悪さもコンプレックスだったため、何度も自分の家で「ありがとうございました」の練習をしていたのを覚えています。
そんな僕も今は吃音症は、すっかり良くなっています。
ネガティブな自己洗脳をかけてしまった
吃音症になった原因は、他の誰のせいでもありません。
自分自身が吃音症になるように、自己洗脳をしてしまっていたのです。
それは、僕が小学校の頃に遡ります。
僕は、周りの空気が読めない子供でした。
なので、僕が何か言葉を発するたびに、周りから白い目で見られたり、怒りをあらわにされたり、暴力を振るわれたりしていました。
その度に、「僕が喋ると、みんなが怒る…。僕が悪いんだ。僕はもう何も言わない方がいいんだ…」と強く自分を責めていました。
※この自己洗脳は、心の弱さから発動される闇のエネルギーワークを自分にかけているようなものです↓
そんな自己洗脳を続けていくうちに、言いたいことが言えない、自分の気持ちを押し込める子供になっていきました。
言いたいことが言えない子供はどう成長していったのか
言いたいことが言えないと、もちろん喋る回数も減ります。
つまり、言葉を発する技術も上達しないままですし、コミュニケーションの仕方も人よりも下手になっていきます。
コミュニケーションが取れなくなってきた時に、コミュニケーションが取れない苦しさから逃げる理由づけとして、また強く自分に自己洗脳したことがあります。
その自己洗脳の内容は、「強く思いさすれば、言葉を交わさなくても絶対に相手に気持ちは伝わる」ということです。
これは、心眼を鍛え合う者どうしであれば、言葉を交わさずとも、相手が今何を言わんとしているのかが理解できるのかもしれないのですが、僕や僕の周りはそういう人たちではありません。
ですが、このネガティブな自己洗脳をしないと、うまくコミュニケーションが取れない自分をさらに責めてしまいそうだったのです。
そういう自己洗脳をしてしまっため、コミュニケーションがうまく取れないと、「俺がこんなに強く思っているのに、なぜあの人は僕の思いが伝わらないんだ」と、相手のせいにするようになっていきました。
高校生1年生の時に、告白されて初めて付き合った女性とは、告白された日以降、一言も喋らずに1ヶ月くらいで終了しました。
その時の僕の心境は、「なぜあの人は話しかけてくれなかったんだろう…。話しかけてくれればコミュニケーション取れたのに」でした。
それは、コミュニケーションが取れないのは、自分が悪いのではなく、相手が悪いという逃げの自己洗脳でそういう思考回路に陥ってしまっていたのです。
小学生の頃「言いたいことが言えない」というネガティブな自己洗脳をしたことにより、コミュニケーションを取ることが、これほどまでに出来ない高校生に成長してしまいました。
「こんな自分を変えたい」と思った大学生の頃
上記にも書いたように、大学生になり、アルバイトという少しだけ社会に出始めてから、吃音症や滑舌が悪いのが明るみに出てきました。
なぜならば、高校生の頃は特定の数人とだけ接していればよかったのが、社会の中に入ると、不特定多数の社会人と言葉を交わさざるを得なかったからです。
初対面の人と接するのは、いつも緊張しました。
その度に、吃っていました。滑舌の悪い言葉を発していました。
そして、高校生までは、女の子と言葉を交わす時に、顔が真っ赤になって、言葉が出てこなかったのですが、「こんな自分を変えたい!」と思い、友達と一緒に夜の街でナンパにも挑戦してみました。
最初の頃は、声をかけて無視されると、いちいち凹んでいたのですが「もうこれは数を打つしかない!」と途中から開き直ってきて、何度も挑戦していった結果、何人かは成功しました。
その経験があったお陰か、女性とのコミュニケーションは、言葉を発せないくらいの緊張をすることも減り、だいぶ楽になって行きました。
30代前半でわかった吃音の治し方①
滑舌に関しては、洋楽の歌も歌っていたため、話す時のリズムと、滑舌が悪い言葉をアルファベットに変換するように意識していたため、「A-Li-GaTou-GoZai-Mashi-Ta」と発音することを癖付けることで20代後半には、滑舌の悪さも改善されていました。
ですが吃ってしまうことに関しては、この滑舌の改善方法だけではどうしようもできませんでした。
ですが、ある時(個人事業主で初めてうまく行った時)、なんか吹っ切れたんです。
「吃っててもいいや」と。
それは、吃っていてもみんなが僕の話を真剣に聞いてくれている状況が、目の前に何度も起こったことがきっかけです。
「こんなに僕の言葉に耳を傾けて、理解しようとしてくれている。」
「ということは、吃っていても伝わらないことなんてない。」
「伝わりさえすれば、吃ってても何も問題無いんだ。」
そう実感し、ほっとしたんですね。
吃音の治し方その②
そして、もう一つ効果があったのが、「吃音症になってしまった原因を、過去に遡り見つけたこと」でした。
自分の心の弱さから発した闇のエネルギーワークで、自分の第5チャクラに不具合を引き起こしたり、自分の体の動きを縛ったりしたことがわかり、「もうこういう自分を縛るエネルギーの使い方は二度としない…」と心に強く決めたことが、自分にかけた呪いを解く、強い光のエネルギーになりました。
原因を見つけて、心の強い部分で縛っていた部分を開放する。
これが、吃音症が治った2つ目となります。
※原因を見つけて縛りを解くやり方は、中級セミナーでレクチャーしています↓
まとめ
今回は、僕の吃音症の原因と、吃音症の治し方を書いてみましたが、原因と治し方は人それぞれです。
実は、この方も吃音症が悩みで当スピリチュアルスクールを受講されました↓
この方は塾を経営されており、教室は満員で予約待ちの状態が続いているくらい大盛況。
多分、ビジネスである程度成功すると、吃っていたとしても話を聞いてくれる人が周りにいるため、そこまで気になることは無くなるように感じます。
そして最近は、スピーチボイストレーニングにも通われているらしく、きっとその努力も実ると思います。
人によって吃音症を克服する道筋は違いますが、当スピリチュアルスクールで、吃音症が治るお手伝いが少しでもできると大変嬉しく思います^^
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