人は一人ひとり、自分の中に聖域を持って生きています。
その聖域には、
- 尊厳ある樹木たち
- 濁りのない透明感あふれる泉
- みずみずしく美しく生えている草花
- すっきりとした青空
などがあり、自分にとっても、その場所を必要としている誰かにとっても、神聖な場所となります。
ですが、その聖域はしっかり警備を固め、保全し続けていかないと、色んな人に土足で入りこまれ、いとも簡単に汚されてしまいます。
一度汚された聖域は、そう簡単に元に戻す事はできません。
簡単に踏み入られないように警備を固めた上で、数年かけて元に戻すという作業が必要です。
大切なのは、自分を安売りしないこと。
最近、キャバクラに勤めているお客様がご来店されますが、
- 自分の時間を大切に思ってくれる人にだけ、時間を使うこと。
- 自分の身体を大切に思ってくれる人にだけ、身体に触れることを許すこと。
これは聖域の警備という意味では、すごく大切なことです。
奪われることを許せば許すほど、知らず知らずのうちに自分の中の聖域は汚され、元に戻すのに多くの時間を費やすことになってしまいます。
運が良いことに僕の場合は、すごく質の高いお客様が多く、僕の時間を奪おうとしてくる人はほとんどいません。
それは、僕がこのスピリチュアルの仕事を始めた頃から、自分を安売りせず、自分の中の聖域への警備や保全を心がけてきたからこそ、そういったお客様しか僕の中の聖域に踏み込めないようになっているのかもしれません。