自分の中に流れこんでくる恵みの中には、交友関係もあります。
僕にも、奇跡のような出会いが、過去にたくさんありました。
その出会いによって、僕が大きく成長できたり、人生が大きく変わったりました。
ですが、その方々とずっと一緒にいるということにはなりませんでした。
ある瞬間に、「もう一緒にいてはいけない」という感覚がします。
ですが、自分の気持ちとしては、まだ一緒にいたいという気持ち。
だからこそ、「もう一緒にいてはいけない」という流れに逆らおうとします。
すると、強制的に喧嘩別れになり、離れざるを得ない状況が作られることになってしまうことが多々ありました。
それを何度と無く体感したからこそ、交友関係の流れには敏感になりました。
- 「あ、もうそろそろこの人は僕の前からいなくなるな…。」
- 「波長が合わなくなったこの人とは、喧嘩しそうだから、少し距離を取った方が良いな…」
そういうふうに、事前に感じ取れるようになりました。
時と場合によりますが、波長が合ったままであれば、距離を取らなくても大丈夫な場合もありますが、だんだん波長が合わなくなってくるのが、僕の感じる別れの前兆です。
そのまた逆もあります。
僕は、自分の兄弟や家族とは、波長が合わない時期が長くありましたが、ここ数年はめちゃくちゃ波長が合います。
僕の伝えたいことが、相手にスッと入っていくのがわかります。
不思議ですが、波長が合わないと感じていたとしても、またいずれ波長が合う時が来るのかもしれませんね。
なので、波長が合わなくなったとしても、喧嘩別れや絶縁さえしなければ、またいずれ再会できるのかもしれません。
自分の中に出入りする交友関係は、来る者拒まず、離れる者追わず、流れに逆らおうとしないことが大切なのかもしれませね。